皆さん、こんにちは。

 

タヒチにリゾートホテルを建設し、更なる海外進出を狙う星野リゾート。
有力な外資系ホテルが次々と日本に参入している中、「世界のトヨタ」として日本のホテル業界も世界で盛り上げていきたいという目標を掲げ、日々取り組んでいるようです。

 

そんな星野リゾートの強みを、代表が次のように語っています。
「鍛えられた正社員が複数の仕事をこなす『マルチタスク』による生産性の高さだ。欧米の世界的なホテル会社は巨大になりすぎたために、自分たちの運営を阻害している部分に今更突っ込んで、手を加えにくい。業務ごとに仕事が分かれ、それぞれが治外法権になっているのが欧米のホテルの典型的な文化だ。だから私たちには十分チャンスがある。マルチタスクは国内外のどこでも通用し、大きな競争力になる」

労働する上で、このマルチタスクはいったいどのような効果をもたらすのか。
今回は、マルチタスクの特徴やメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。

 

まず、マルチタスクとはなにか?

マルチタスクは、コンピュータ用語としてもよく使われている言語です。
1つのコンピュータで複数の処理を並行して処理することをいいます。
逆に、これに反して1つの処理を1つのコンピュータで行うことをシングルタスクとよびます。
仕事上においてのマルチタスクは、コンピューターと同じように複数の業務を並行して行うことを言います。

 

マルチタスクを行う特徴やメリット

 

・自分という限られたリソースを有効に利用できる

中小企業などは限られた人材の中でいかに効率的に業務をまわしていくかという点が課題となります。
そのため、責任感の強い正社員が「営業」「書類作成」「経理処理」など様々なタスクを処理できるようにすることで、限られた人材を効果的に活用することができます。

 

・業務を変えていくことでリフレッシュした状態を保つことができる

ずっと1つの作業ばかりやっていると、飽きてきたりモチベーションが下がってしまうということがありますが、ある1つの作業が何かの理由で中断しても、間の時間で他の業務を行うことで、リフレッシュした状態でまた作業に戻ることができます。

 

・どのタスクも水平に作業できるため、作業の進捗状況にムラが発生しにくい
1つの作業ばかり集中して行っていて、他の作業がおざなりになってしまうということを防ぐために取り入れられているという場合もあります。マルチタスクのデメリット
マルチタスクはメリットばかりではなく、デメリットもあります。

 

・タスク分割とリソース(自分)の切り替えスキルが必要
マルチタスクは同時並行的に業務を行うので、タスクの分解とリソース(自分)の切り替えがうまくいかないと、すべてのタスクが「中途半端」な状態になってしまう可能性があります。

 

・スキルが身についていないと、精神状態と業務効率の両方に悪影響を与える
一度中途半端な状態に陥ってしまうと、同時にでも確実にこなさなければいけないという焦りが生まれてしまい、その焦りやストレスがタスクの入る余地を与えないという状態になってしまう可能性があります。

焦りがタスクの邪魔をして、ますますタスクが中途半端になるという悪循環を生んでしまいます。

 

・集中してタスクをこなすことで得られる経験値を身につけにくい
シングルタスクの場合は、1つのことに集中でき、更に深くそのタスクを掘っていくことで、初めて得られる「気づき」や「学び」に出会えることもあるでしょう。
しかし、マルチタスクは1つの作業を掘り下げられる時間がないため、このような経験値は身につけにくいと言われています。

 

・脳にダメージを与える可能性がある
マルチタスクは精神を疲弊させてしまい、放置すると早期の認知機能低下へと繋がる恐れがあります。
また、マルチタスクが長年の習慣になっている人は、脳の記憶を司る部分にダメージを与えるとされる、ストレスホルモンのコルチゾールの値が高くなりやすいようです。

 

マルチタスクの仕事が向いている人

結果的にマルチタスクが良いか悪いかということは断言できません。
しかし、マルチタスクに向いている人とそうでない人がいるということは明確です。
マルチタスクは時間管理をしっかりとできる能力が求められます。
また、1つのことをずっと行う作業が向いていない人、気分屋や飽き性の人にとってもマルチタスクで仕事をした方が向いている可能性があります。

 

まとめ

マルチタスクでの人事評価などでお困りの企業様は、是非社労士相談所へご相談ください。
労務管理の専門家である社労士(社会保険労務士)が適切な人事評価制度作りのお手伝いをさせていただきます。
無料で手間なく社労士を探したいという方は、お問い合わせフォームまでお気軽にお問い合わせください。